ゲームが上達するメカニズム
ボールを投げることや自転車を運転することが、苦手ではありませんか?
上手な人に話を聞いても、克服できないことがあると思います。
それはゲームも同じで、たくさん練習をしても上達しないことがあるでしょう。
では、上手な人と下手な人は何が違うのでしょう。
それは脳内の神経細胞に関係があり、その細胞と細胞を繋ぐ接合点である「シナプス」の量です。
つまり、得意になりたいことに関するシナプスを形成することが、ゲームの上達に直結します。
シナプスとは?
脳内には多くの神経細胞があり、並んでいます。
神経細胞は、動作によって刺激を受けると電気信号を発し、他の細胞へ伸びていきます。
電気信号が、他の神経細胞とのラインを形成します。
シナプスが形成されることで、同じ動作をすることが楽になります。
これが動作の習熟の仕組みです。
つまり、ゲームに関するシナプス密度が高い人ほど、上手であると言えます。
次回は「シナプス密度と年齢の関係」について話します。